施工方法 Technique

1モザイクタイル張り

50角以上のユニットタイルを下地面にモルタルを塗り、たたき押さえる工法。ユニット化したタイルを張るため作業効率は非常に良いが下地精度がそのまま仕上がり精度に直結するため下地のチェックが重要である。

適用:ユニットタイル全般

2接着剤張り

様々な下地にほぼ圧着張りと同等の工程で施工することが可能。
裏あしのないタイルや、裏あしの高さが2㎜以下のタイルなどにも適する。剥離の心配も少ない。 接着剤の選定が難しくコストも割高のため事前の打ち合わせが必要。

適用:裏あしのないタイル

3改良圧着張り

下地面にモルタルを塗り、モルタルが固まらないうちにタイル裏面にも同じくモルタルを塗りタイルをたたき押さえる工法。
大きい形状のタイルの施工に適する。下地とタイルの両側にモルタルを塗りつけるため、ばらつきが少なく接着の信頼性は高く大きい。コストは割高。

適用:二丁掛から四丁掛タイル

4密着張り

下地面にモルタルを塗り振動工具(ヴィブラート)を用いて振動を与え、目地部に盛り上ったモルタルをこて押さえする工法。目地までの同時仕上がりが可能。塗り目地ができないタイルに適する。モルタルの塗り厚不足が剥離の原因になるため塗り厚注意。

適用:小口タイルから二丁掛タイル

5マスク張り

下地面にモルタルを塗りユニットタイル裏面にモルタル塗布用のマスクをかぶせてユニットタイルをたたき押さえる工法。
バラツキの少ない安定した接着力が得られ塗り置き時間が管理しやすい。安易な目地幅調整や張り直しが出来ないため下地の制度が重要。

適用:ユニットタイル全般